中絶手術を受けると決めたなら、できるだけ早く受診することが大切です。中絶は日が延びればそれだけリスクも増え、心身にも経済的にも負担が増すからです。
受診する科は「婦人科」である場合がほとんどです。当事者にとってみれば非常に大きな問題ですが、経験の豊富な医師は中絶を希望する患者さんは何人も診ていますし、良い意味で事務的に診察を行なってくれます。また、信頼できる病院を見つけることさえできれば、安全に、安心して手術を受けることができます。
中絶手術は、22週目に突入すると受けることができません。また、初期の妊娠と中期の妊娠では、手術の方法はまったく違います。
このカテゴリでは、あまり知られていない中絶手術の基礎知識のなかで、とくに「これだけは知っておいてほしいこと」を取り上げています。
「もしかして妊娠しているかもしれない」とわかっていても恐怖心から病院に行くことができないでいる人にぜひ読んでほしい内容です。同じような悩みを抱えている人はたくさんいます。信頼できる病院を探して、しっかり相談していただきたいと思います。